ベアリングを組み込んだ複合製品の一貫生産

当社ではベアリングを組み込んだ複合製品のアセンブリまで一貫して請け負うことが可能です。

一貫生産をご依頼頂くことにより、様々な部分でメリットが生まれます。ベアリングのスペシャリストが設計検討することにより、回転機能に優れた製品が製作できるのみならず、部品管理工数の削減、社内組み立て工数の削減、品質管理工数の削減など、多くの困りごとが一度に解決する可能性を秘めています。

当社はベアリングの生産と並行して、種々の加工技術についてもノウハウの蓄積を行って参りました。複合製品の部品製作技術はもちろん、製品組み立てにおける工程管理方法まで、蓄積してきたノウハウを基に、お客様にご満足頂ける品質の複合製品を提供させて頂きます。

複合製品の一貫生産事例

プレス成形/樹脂切削/鍛造による部品の製作と組み立て

当社の海外工場では40T~200Tのプレス機、複数台のNC旋盤を保有し、部品加工を行っています。鍛造については社内加工ではなく協力会社による製作となりますが、受入検査を実施し品質確認ができた部品のみ使用し、海外工場にて組み立てまで完結させています。

当社で組み立てまでを完結させることにより、お客様で実施頂く作業としては、完成品梱包箱への詰め替えのみとなりお客様の作業工数の削減に貢献しています。

金属切削/レーザーカット/特殊表面処理による部品の製作と組み立て

本製品は、当社の海外工場と日本サンヒルでの調達部品を複合させた製品となります。

海外工場だけでは完結できない場合、日本サンヒルにて部品調達を行って組み立てるハイブリッド対応も行っています。海外では対応が難しい加工や、入手できない部品があるような場合でも、ハイブリッド対応を行うことで製品価格を抑えながら完成品として納品します。
また、当社で一貫生産を行うことで、組み立て時に発生しがちな各部品寸法の摺り合わせや、変更作業もスムーズに行えます。

プレス成形/樹脂成型による部品の製作と組み立て

当社の海外工場では60T~260Tの樹脂成型機を保有しており、樹脂成型部品への対応も可能です。
自由に形作れる樹脂部品の需要は多く、成型技術に関するノウハウも蓄積しています。

国内で部品を調達する場合、金属加工、樹脂成型、プレス成形などそれぞれの加工分野毎に専業としていることが多く、異なる分野の部品を1社で完結させて組み立てまでできる加工先は多くないように思います。
当社の一貫生産であれば加工分野毎に手配を行い、それぞれの納期調整や数量調整、加工先間の輸送対応など煩わしい作業が必要なく、様々な分野の部品が複合された状態での納品が可能です。

一貫生産によるメリットの一例

購買部署 → 加工先の管理工数を削減

サンヒルへ完成品または半製品として製作をご依頼頂くことで、部品毎に発注、納期管理、加工先間の輸送の段取りなど、複数の会社毎に対応していた作業が当社とのやりとりのみで完結することができます。

また、部品毎の単価を完成品または半製品として通算した調整ができるため、全体として価格を抑えた調達が可能となります。

設計部署 → 製品早期立ち上げの実現

サンヒルへ完成品または半製品として製作をご依頼頂くことで、当社との技術打ち合わせのみで製品の立ち上げが可能となります。

部品を個別に検討し、多くの加工先と調整する必要が無くなるため、検討漏れ、伝達漏れなどの可能性も低くなります。

自社で製品として組み立てるまでわからなかった問題箇所も早期に抽出ができて、開発期間の短縮にもつながります。

生産技術部署 → 自社工場の生産性向上

サンヒルへ完成品または半製品として製作をご依頼頂くことで、お客様工場内に組み立て工程を設定する必要が無くなり、工程設計の工数が削減できるようになります。

さらに、作業者の高付加価値作業への転用や、空きスペースや空き設備の有効活用など、生産性の向上が見込めます。

品質管理部署 → 品質保証体制の一元化

サンヒルへ完成品または半製品として製作をご依頼頂くことで、各加工先毎で異なっていた工程管理手法、品質規格を一元化することが可能となります。

一元化することにより製品のトレースが容易になるほか、真の要因追求も容易になりますので、品質の安定が望めます。また、受け入れ管理も容易になるため、ルーチンとして実施している検査作業工数の低減も見込めます。

ベアリングメーカーだから実現できる製品品質

製品の動きを考慮した最適なベアリングの選定

当社に複合製品の一貫生産をお任せ頂く場合、製品の動作を含めた検討が可能となりますので、用途に適したベアリングの提案をさせて頂くことが可能となります。

最適なベアリングを使用することで完成品としての信頼性も向上し、高品質な製品作りに貢献することができます。

また、試作による動作確認など製品全体を把握できますので、問題が発生した場合の対策も迅速に対応することができ、開発期間の短縮につながります。

ベアリングの特性を考慮した製品組み立て

ベアリングは精密部品となります。組み立てに問題があると、早期にベアリングの異常や破損が発生する場合があります。
一例としては、カシメ過ぎによるベアリングの割れ、強圧入によるベアリングの回転不良、組み立て方法を間違ったことによるベアリング内部の損傷など、組み立てに起因する異常は数多く発生しています。

当社ではベアリングメーカーとしてのノウハウを活かし、適切な寸法設定や組み立て手順などの工程設計、ベアリングの固定方法などベアリングの特性を考慮した完成品、半製品組み立てが可能なため、後工程で問題が発生しにくい回転部品が製作できます。

サンヒルの保有技術

ベアリングの設計/製造
切削
研削
鋳造
鍛造
ウレタン
ゴム
樹脂
プレス
溶接
表面処理
組み立て

※協力加工会社様との連携による技術を含む

複合製品の製品実績

ラック用車輪

切削、ウレタン成形、冷間鍛造、メッキ、組み立て

ベアリング付き複合製品

ワイヤーカット、切削、樹脂成型、メッキ、組み立て

吊り戸車

切削、研削、焼入れ焼き戻し、メッキ、組み立て

ベルトローラー

樹脂成型、メッキ、組み立て